マイクロソフトは12日、7月度の月例セキュリティパッチ(セキュリティ更新プログラム)を公開した。深刻な脆弱性が多数修正されており、同社はできるだけ早期にパッチを適用するよう呼びかけている。
公開されたパッチは、深刻度が4段階評価で最も高い「緊急」8件と、次に高い「重要」3件の計11件。Windows、Windows Server、Internet Explorer、Edge、Officeと関連ソフトウェア、Exchange Server、.NET Framework、Adobe Flash Playerが影響を受ける。
【更新プログラムの内容】
<緊急>
・Windows 10/Windows Server 2016(Edge含む):リモートコード実行の脆弱性
・Windows 8.1/Windows Server 2012 R2:リモートコード実行の脆弱性
・Windows Server 2012:リモートコード実行の脆弱性
・Windows RT 8.1:リモートコード実行の脆弱性
・Windows 7/Windows Server 2008 R2:リモートコード実行の脆弱性
・Windows Server 2008:リモートコード実行の脆弱性
・Internet Explorer:リモートコード実行の脆弱性
・Adobe Flash Player:リモートコード実行の脆弱性
<重要>
・Office/Office Services/Office Web Apps/その他Office関連ソフトウェア:リモートコード実行の脆弱性
・Exchange Server:特権昇格の脆弱性
・.NET Framework:サービス拒否の脆弱性
(2017/07/12 ネットセキュリティニュース)
【関連URL:マイクロソフト】
・セーフティとセキュリティセンター
https://www.microsoft.com/ja-jp/safety/default.aspx
・セキュリティ更新プログラムガイド
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-jp/
・2017年7月のセキュリティ更新プログラム(月例)
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/07/12/201707-security-bulletin/