◎長谷工ライブネット、個人情報90名分含む書類紛失
マンションの賃貸管理等を行う長谷工ライブネット(本社:東京都港区)は7月31日、90名分の個人情報が含まれる書類を紛失したと発表した。同社によると、7月1日、同社管理物件の契約者との覚書原本を紛失していることが判明した。紛失した覚書には、90名分の氏名、住所、賃料が含まれている。社内での紛失であり、誤廃棄した可能性が高いという。情報が外部に流出した事実は確認されていない。同社は、従来の保管管理手順を見直し、書類管理の徹底、全役職員へのコンプライアンス教育の徹底など管理体制を強化し、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報の紛失について[PDF](長谷工ライブネット)
http://www.haseko-hln.co.jp/pdf/20140731.pdf
◎上越市内中学校、外国語指導助手が生徒の名簿を車上荒らしで盗難紛失
新潟県上越市教育委員会は7月30日、市内中学校で外国語指導助手(ALT)を務める外国人女性が車上荒らしにあい、生徒の個人情報を記載した名簿が盗まれたと発表した。報道によると、女性は自家用車を、JR春日山駅駐車場に7月23日昼頃から同28日まで停めていた。28日午後6時50分頃に駐車場に戻ったところ、窓ガラスが割られ、中に置いていたバッグや車検証などがなくなっていた。バッグの中には、国立妙高青少年自然の家(妙高市)で8月に行われる予定の中学生対象の語学研修校外活動「イングリッシュ・キャンプ」のしおりが入っていた。しおりには、市内15中学校55人の学校名や氏名、学年、性別が記載された参加生徒全員の名簿があった。同校は警察署に被害届を提出した。市教委は保護者に事情を説明し陳謝するとともに、ALTを集めて個人情報の取扱いについて指導した。
・上越市教育委員会
https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/9.html
◎三重県農業研究所、メールの誤送信でメールアドレス285件流出
三重県は7月30日、県農業研究所(松坂市嬉野)が研修会の案内メールを送信した際、送付先全員のメールアドレスが表示される状態で送ったため、285名分のメールアドレスが流出したと発表した。県によると、メールを送ったのは7月22日午後5時59分。送信先のアドレスを表示しない機能を設定せずに送信した。7月23日にメール受信者からの指摘で事態が判明。同日、対象者にメールを送って謝罪し、当該メールの削除を依頼した。また、電話番号を把握している282名については農業研究所から個別に電話をかけ、謝罪して当該メールの削除を依頼している。さらに、住所を把握している278名に対しては謝罪の文書も送付した。研究所は、今後、多数の宛先にメールを送信する場合は、複数職員による内容および宛先の確認を徹底することで、再発防止に努めるとしている。
・農業研究所によるメール誤送信に伴うメールアドレスの流出について(三重県)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2014070411.htm
◎岐阜県立高校、個人情報が記載された「生徒理解カード」1クラス分を紛失
岐阜県は7月29日、県立本巣松陽高校(岐阜県本巣市)が、生徒の個人情報が記載された「生徒理解カード」1学級34名分を紛失したと発表した。発表によると、教諭(40歳代、男性)が7月23日、担任クラスのカードが保管した場所にないことに気付いた。カードは入学時に本人や保護者が記入するもので、氏名、性別、生年月日、顔写真、住所、趣味、友人関係、保護者の氏名、年齢、勤務先、緊急連絡先や、家族構成、自宅付近の地図、部活動の記録等が記載されている。該当の生徒と保護者には説明と謝罪を行った。また、全校生徒と保護者にも謝罪の文書を郵送した。個人情報の流出は確認されていない。同校では今後、職員全員に個人情報の厳正な取扱いについて徹底するという。県では、全県立学校に対して「生徒理解カード」の保管状況について緊急点検を実施するほか、個人情報の管理に関するマニュアルやチェックリストの作成などを行う。
・生徒の個人情報が記載された文書の紛失について[PDF](岐阜県)
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/sonota/kyoiku-somu/bunsyo-hunshitsu.data/20140730.pdf
◎牧之原市立中学校、教諭が生徒の個人情報含むUSBメモリー紛失
静岡県牧之原市教育委員会は7月29日、市立中学校の教諭が生徒の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。翌30日の報道によると、教諭は7月25日、日本中学校体育連盟(中体連)の資料等を作成するため、当該USBメモリーを自宅に持ち帰り、作業した。翌26日にショルダーバッグに入れて中体連会場に向かい、その会場(藤枝市の総合運動公園)で紛失に気付いた。バッグのチャックが開いており、会場内に落とした可能性が高いという。紛失したUSBメモリーには、2013年度に教諭が担当した教科の成績、2014年度に担当している学級や部活動の連絡網など、生徒の個人情報が記録されている。パスワードは設定されていない。情報の流出は確認されていない。生徒の個人情報を含む記憶媒体を学外に持ち出すことは禁じられている。市教委は公文書の管理体制を再点検するとしている。
・牧之原市教育委員会
http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/bg/kyoiku_bunka/ent/734.html
◎近畿大学附属小学校、142名分のメールアドレスを誤送信
近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)は7月28日、体験入学等の案内をメールで送ったところ、送信作業の不手際により、本人以外のメールアドレスがメール内に表示されていたと発表した。同校によると、メールを送ったのは7月25日。学校行事参加登録者および同校担当教員のメールアドレス計142名分が表示されていた。該当者にはメールおよび電話で謝罪し、当該メールの削除を依頼した。同校は、情報管理ならびに業務手順を徹底し、再発防止に努めていくとしている。
・【お詫び】メールアドレスの誤送信について(近畿大学附属小学校)
http://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/topics/post-45.html
◎つむぎ福祉会、就職フェア参加者の個人情報含む書類を紛失
社会福祉法人つむぎ福祉会(大阪市東住吉区)は7月28日、就職フェア参加者の個人情報が記載された面談票を紛失したと発表した。同会によると、紛失したのは、7月19日に大阪市で行われた合同求人説明会「福祉の就職総合フェア2014 in OSAKA」で同会のブースを訪れた人の面談票。紛失した情報が流出した事実は確認されていない。同会は、今回のような施設外での情報管理への認識が甘かったとし、今後、特に施設外での個人情報の取り扱いについて法人の規定を見直し、個人情報の管理の徹底をはかって、再発防止に努めていくとしている。
・個人情報の紛失の報告とお詫び[PDF](つむぎ福祉会)
http://www.tsumugigroup.net/oshirase/hojin_joho/kojinjoho_hokoku.pdf
◎栃木市立小学校、教諭が児童103人分の個人情報含むUSBメモリー紛失
栃木市教育委員会は7月25日、市立小学校の教諭が、児童の個人情報を含むUSBメモリーを紛失したと発表した。翌26日付の報道によると、教諭は7月14日、当該USBメモリーを入れた筆入れを同校の校庭で紛失した。同校の調査に対し、「家に持ち帰らないと仕事が終わらない」と話しているという。USBメモリーには児童計103人分の個人情報が入っていた。情報内容は、2011~2014年度に教諭が担任していた5~6年の児童の氏名や成績で、うち69人については住所や家族の氏名も含まれていた。これらの情報の悪用は確認されていないという。児童の情報の私的USBメモリーへの記録は禁止されているが、26学級のうち24学級の担任が行っていたことが判明した。市教委は今後、個人情報保護を守る指導を徹底するとしている。
・栃木市教育委員会
http://www.city.tochigi.lg.jp/hp/menu000001000/hpg000000018.htm
◎昭和大学病院、患者情報21名分含むパソコン盗難
昭和大学病院(東京都品川区)は7月25日、患者情報21名分を含むデスクトップ一体型パソコンが盗まれたと発表した。同院によると、7月15日夜から16日朝にかけて、同院医局および研修室から盗まれた。パソコンには、3名分の氏名とIDおよび、18名分の氏名、ID、性別、年齢、手術日、手術部位、手術検査結果が含まれている。監督官庁の東京都へ報告し、警察に通報した。情報が不正に利用されたとの報告はない。該当の患者には説明と謝罪の書面を送付した。同院ではセキュリティを強化し、職員に対して個人情報の取り扱いと防犯に関する注意喚起を行った。今後も、個人情報の取り扱いについて適切に管理運営を行うよう努めていくという。
・患者様の個人情報を含む情報端末の盗難について(昭和大学病院)
http://www.showa-u.ac.jp/SUH/notice/20140725_000.html