■フィッシングでアカウント詐取、偽サイトは今も稼働中
NHN Japan(東京都品川区)が運営するハンゲーム「アラド戦記」運営チームは19日、「アラド戦記」の公式サイトによく似たフィッシングサイトを確認したとして注意を呼び掛けた。
偽サイトは、TK(トケラウ諸島)ドメインを使用し米国のサーバーで開設されており、ゲーム内のメッセージ機能を使って誘導し、IDとパスワードをだまし取ろうとする。偽サイトには、公式サイトの「arad.hangame.co.jp」に対し「arad.hanggame.tk」という紛らわしい名前を使用。閉鎖後は、「arad.hanggame.tk」に名前を変えて、26日午後現在も稼働している。
運営チームでは、公式サイトへはハンゲームのトップページからリンクを辿り、ゲーム内で紹介された怪しいサイトには移動しないよう呼び掛けるとともに、IDやパスワードなどを入力してしまった場合には、安全のためパスワード変更するよう注意を促している。
・「アカウント狙うフィッシング」も世界に蔓延
オンラインゲームのアカウントを狙うフィッシングもまた、世界的に蔓延しており、海外では、ワールド・オブ・ウォークラフトやSTEAMの偽サイトが毎日多数出現している。国内のユーザーを狙ったフィッシングも時々発生するので注意が必要だ。
(2010/11/26 ネットセキュリティニュース)
【関連URL】
・【重要】フィッシングサイトに対するご注意(アラド戦記)
http://www.arad.jp/channeling/news/news_view.asp?p=1&ca=48&no=1444
・ハンゲームを騙るフィッシング(2010/11/24)(フィッシング対策協議会)
http://www.antiphishing.jp/news/database/20101124.html